特にこの梅雨の時期、タオルや衣類の臭いが気になったことはありませんか？
洗濯物の臭い（雑巾臭のような嫌な臭い）の原因となるのは、「モラクセラ菌」だということが近年突き止められました。

「モラクセラ菌」は人や動物の粘膜にいる常在菌です。洗い残した人間の皮脂などのたんぱく質を餌にして増殖し、厳密にいうと「モラクセラ菌」が排出したフンが嫌な臭いの原因となっているのです。

この「モラクセラ菌」は紫外線や湿気に強いという性質の為、一度布の上で繁殖した「モラクセラ菌」は外干ししてもその威力を失うことはありません。そして部屋干しは、大好きな湿気の後押しによって「モラクセラ菌」が増殖してしまうのです。
さらに「戻り臭」と言って乾いたときは臭いを感じなくても、雨が降ってきたりして湿度が高まると、臭いが漂ってくることがあります。

衣類の臭いを防ぐ為「モラクセラ菌」対する有効な方法は？？

この紫外線や湿気に強い「モラクセラ菌」ですが、熱に弱い性質があり60℃以上であれば10～20分程度で死滅しますので、

「高温で乾燥させる。またはアイロンをかける。」
が有効な方法となります。

つまりコインランドリーの乾燥機の利用で、梅雨時期の衣類の嫌な臭いとはサヨナラできるということです。

ただし、衣類によっては乾燥機が使えなかったり、素材が熱に弱い場合があったりしますので、事前に「洗濯表示」の確認を行ってください。

~ 皆さまのお洗濯ライフに、コインランドリーを上手に取り入れてみてください ~